リハビリ室からのお知らせ ~健康寿命を延ばし豊かな生活を!~
- 2022/04/26
いま日本の寿命は世界トップクラスの長寿大国であり男性では83.64歳、女性では87.74歳と
今でも平均寿命は増加しています。その中で近年注目されているのが健康寿命です。
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」
のことです。健康寿命は男性では72.68歳、女性では75.38歳と平均寿命と比較すると
女性では10歳以上低くなっています。
日常生活動作(ADL)では主に【歩行動作】【立ち上がり動作】 【起床動作】
【移乗動作】【しゃがみ込み動作】【階段の上り下り】など色々な動作があります。
またその一つ一つに対して一番注意しなければならないこと。それが≪転倒≫です。
転倒をしてしまうことで打撲や捻挫、骨折のリスクが上がり、日常生活動作(ADL)に
支障をきたしてしまいます。ひどい場合は寝たきりの状態となってしまうこともあります。
そうならないためには転倒リスクを減らし、安心して生活が送れる身体作りが重要です。
当院では理学療法士による徒手での関節可動域訓練の他、運動器具を使用した下肢筋力
増強訓練、平行棒を使用した歩行訓練やバランス訓練など、患者様にあったリハビリメニュー
を考え転倒リスクの防止に関わらせていただきます。
日常生活動作(ADL)を安心して行い豊かな生活を送るために、リハビリによる身体機能の
維持・改善を図り、健康寿命を延ばしてより良い生活を送りましょう!